多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で自然妊娠の確率はあるの?|多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)改善!管理人アイが自然妊娠できたわけ


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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと、自然妊娠できる確率ってあるのかな…?
流産や障害を持つ確率は上がったりはしないの?双子が多いってほんと?


 

 

 

自然妊娠している人もたくさんいます。
他の項目についても、詳しく解説しますね。


 

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で自然妊娠の確率はどのくらい?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療は、排卵を起こさせることが主流となります。
排卵さえ起きれば、自然妊娠は可能です。

 

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の人がどのくらい妊娠しているか、自然妊娠はどのくらいか、追跡調査をした研究結果があります。

 

 

「多嚢胞性卵巣症候群の患者の長期フォローアップ」(英文)スウェーデン・ウプサラ大学

 

 

要約:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者を9年にわたって追跡調査した。
PCOS患者の86.7%が、一人以上の子供を出産していた。
出産していたPCOS患者のうち、73.6%は自然妊娠だった。

 

ということですので、思ったより可能性は高いです。

 

コウノトリ
ただし、自然妊娠といっても、何もしていなかったわけではないようです。
自然妊娠というのは、人工受精や体外受精をしていない、ということ。
排卵誘発剤を飲んで妊娠した場合も自然妊娠に含まれます。

 

 

治療に通ったり、食事に気をつけたり、体質改善をしたり、いろいろな方法を取りつつ、排卵の時にタイミングを取って、それで自然妊娠をした、ということ。

 

改善のための努力は、やっぱり必要なようです。


 

家でできるPCOS改善方法:血糖値をサポートするピニトールって?

 

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で自然妊娠すると双子が多いってホント?

双子
確かに、双子の確率は上がります。
でも、それは「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だから」ではありません。
排卵誘発剤(クロミッドなど)の副作用だからです。

 

 

前の章でも書いた通り、「自然妊娠」というのは
「何もせずに自然に任せていた」
ということではないんですよね。
医療的には、人工授精や体外受精をしていないのが自然妊娠です。
排卵誘発剤(クロミッドなど)を飲んでいても、妊娠した方法がタイミング法などであれば、それは自然妊娠です。
そして、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合は、排卵障害ですから、治療でクロミッドを飲む人が多くなります。

 

多胎妊娠の確率
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)か、他の排卵障害かにかかわらず、クロミッドを使えば、多胎妊娠(双子や三つ子など)の確率は上がります。
クロミッドを使っていない場合は、多胎妊娠は1%。
クロミッドを使うと、5%になります。

 

 

つまり、クロミッドを使って妊娠した人が100人いたら、そのうち5人が双子や三つ子を産むということです。
「クロミッドで妊娠した人」を集めた40人の学級があったら、そのうちの2人が双子ちゃんママ、ということ。
普通よりは多いけど、ものすごく多いかどうかは「?」ですね。

 

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも、クロミッドを使っていない時に妊娠した場合、双子を産む確率は特に高くありません。
クロミッドを使っていない人と同じ、1%です。

 

 

 

「クロミッドを使ったから」少し双子の確率が上がるんですね。
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だから」双子が多くなるわけじゃないようです。


 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で自然妊娠、流産の確率は…?

多胎妊娠の確率
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと、妊娠するまでに卵子の質とか血糖値とか、いろいろなことを気にしますよね。
妊娠できてもやっぱり、流産の確率が高かったりはしないのかと、私もハラハラしていました。

 

 

結論から言うと、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だから流産しやすい、という科学的なデータはないようです。
PCOSじゃない人の流産確率と同じ、ということですね。

 

 

初期流産は、ほとんどの場合、卵子と精子の組み合わせでできた染色体(遺伝子)が、育つことが難しい組み合わせだった、ということで起きます。
これは人間だけじゃなく、他のどんな生き物でも起きます。
悲しいけれど、自然淘汰の一環なのだそうです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも、そうでなくても、特に違いはありません。

 

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵子が成熟しにくく排卵しにくい病気です。
でも、卵子の染色体に異常が増えたりすることはありません。
だから、初期流産の割合も特に普通と違わない、ということなんです。

 

 

 

妊娠したということは、妊娠できるほど卵子が育って排卵した、ということなので、後は普通の妊娠と同じに考えていいようです。


 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で自然妊娠、障害児の確率は…?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で自然妊娠、障害児の確率
これも、心配する人が多いですよね。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は卵胞がなかなか成熟しない、排卵がうまくいかない病気です。
が、妊娠できたということは、卵胞がちゃんと育って排卵できたということ。
そこで、病気の状態はいったん解消しています。

 

 

特に、障害のある赤ちゃんが多いという報告は見られません。
普通の妊娠と同じ確率です。
だから、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だから、と特別に心配することはありません。

 

 

普通の妊娠と同じ、障害リスクを減らす対策をしておくといいですよ。


障害のリスクを減らす対策ってどんなもの?

神経管閉鎖障害のリスク
障害リスクを減らす対策というのは、葉酸を摂ることです。
妊娠前から葉酸を摂っておくと、二分脊椎や無脳症などの確率が70%以上も下がります。
他に、自閉症や発達障害の確率が下がったという研究結果もあります。

 

 

【参考文献】

 

葉酸には他にも、卵胞を成熟させる働きもあります。
PCOSに有効な「ピニトール」が配合された葉酸サプリもありますから、飲んでおくといいですよ。

 

PCOSにおすすめ、ピニトール入り葉酸サプリ

 

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